パニック障害

【パニック障害は100人に3~4人の割合で発症する】ならないと思っている人ほどなるかもよ?

パニック障害はどのくらいの人がなる?

パニック障害の歴史と調査

かもしか笑顔こんにちは、パニック障害歴10年のかもしかです。

パニック障害は、ストレスなどが要因で起こる精神疾患です。

血液検査などで体の異常として数値で現れるものではありません。

パニック障害は、主に脳の機能障害によりパニック発作が起こって、動悸、息切れ、手足のしびれなどの症状がででしまいます。

パニック障害とは
そもそもパニック障害ってどんな病気?パニック障害歴10年のかもしかがパニック障害の概要と症状を解説するよ。初めに パニック障害は、2013年の米国精神医学会の診断基準「DSM-5」でパニック障害という、病名が「パニック症」と改称され...

人によって、発作の症状は様々なので、身近な人でもパニック障害の自覚がないだけで実はパニック障害なのかもしれません。

今回は、パニック障害の歴史と、各種の調査結果からパニック障害の病気がどれだけ身近な病気なのか、説明していきたいと思います。

パニック障害の日本での歴史

歴史

パニック障害は、昔から不安神経症と呼ばれていました。

不安神経症は、米国精神医学会で1980年に、パニック発作を持つパニック障害と、パニック発作がなく不安が持続している全般性不安障害へと分離されたDSM-IV-TR(精神障害の診断と統計マニュアル)に、正式に登録されました。

その後、治療に有効な薬であるパロキセチンが日本で認可されたのは2000年です。

つまり、パニック障害の日本での歴史は、20年弱でまだまだ浅く、現在も研究が進められています。

パニック障害把握のための調査結果

患者数の割合については、以前から全世界各地で調査が行われています。

厚生労働省の調査

厚生労働省がH14-18年度に行った調査では、何らかの不安障害を有する人は生涯有病率で9.2%。

その内訳をみると、

特定の恐怖症が最も多く3.4%

全般性不安障害1.8%

PTSD1.4%

パニック障害0.8%

という結果であったようです。

米国の調査

米国のECA調査(Epidemiologic Catchment Area Program, 1980-83年)では、

パニック障害の割合 1.6%

NCS調査(National Comorbidity Survey, 1990-92年、2001-2年に再調査)

パニック障害の割合 4.7%

との結果が出ているようです。

・パニック障害における、日本での歴史は20年弱とほかの病気に比べ浅い。

・米国の調査だと、パニック障害の有病率は4.7%と年々増加傾向にある。

パニック障害とは
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男性と女性の割合とパニック障害の人数

男と女

平成12年に、全国47都道府県の20代~60代の男女それぞれ400人に対して合計4,000人の健康調査が行われました。

その結果、100人の内3.4人(3.4%)が、現在または過去にパニック障害に罹患している(していた)との結果がでているようです。

男女別でみると女性は、5.1%、男性は1.7%

女性の方が男性よりも3倍ほど高い数値ですが、男性でも100人のうち1~2人程度発症する可能性があります。

・100人の内3.4人が、パニック障害、パニック障害であった。

・女性の方が男性より3倍なりやすい。

パニック障害は日常生活に支障をきたす。

パニック障害QOL

リンク元(医療法人和楽会

QOLとは、クオリティオブライフのことで日常生活の質を意味します。

↑のグラフは、パニック障害のひと、うつ病のひと、正常なひとのQOLの比較です。

数値が高いほど、QOLが低いことを意味しています

これを見ると、パニック障害は、うつ病と同等以上に日常生活に支障をきたしていることがわかります。

特に「緊急外来受診」の項目ではだんとつにパニック障害が高いです。

パニック発作は、いつ起こるかわからなく、死を彷彿とさせる恐怖感・不安感を掻き立てるため、呼吸困難に陥り救急車を呼ぶケースも珍しくありません、

また、「趣味の時間の減少」項目もパニック障害がダントツで高いです。

今まで、趣味として楽しんでいたものが、「パニック発作」の恐怖・不安(予期不安)から楽しめなくなってしまいます。

パニック発作が日常生活にどれだけ支障をきたいしているかわかると思います。

まとめ

健康

以上、パニック障害の有病者の割合や、男女比率、パニック障害が日常生活にどれだけ支障をきたすのか、紹介させていただきました。

パニック障害は、決して珍しい病気ではないため同じ境遇の人はいっぱいいるということを認識していただき、少しでも不安を取り除いていただければと思います。

・日本の健康調査では、100人中3.4人がパニック障害又はパニック障害だった。

男性より女性の方が、有病率が高い(男性1.7%、女性5.1%)

パニック障害のQOLは、うつ病と同等以上に低い。

パニック障害を支える方へ、

パニック障害は、決して患者の気が弱いとか、女々しいとか、気の持ちようとか、その人の性格などが原因で起こるものではありません。

その人の社会的要因でだれでも発症する可能性があります。

だれでもなりうる病気として接していただきたいと思います。

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