パニック障害

【脳のセロトニンを増やそう!】パニック障害の主な原因と根本的な解消法を解説するよ。

パニック障害の原因と解決法

パニック障害の主な原因

かもしか笑顔

こんにちは、パニック障害歴10年のかもしかです。

今回は、パニック障害は主な原因、根本的な解消法についてご紹介します。

記事の内容は、かもしかが著書等で調べた内容と経験談をもとにを記載しています。

薬の処方などについては、専門医の指示に従って服薬してくださいね。

パニック発作の原因となる脳の機能障害とは

脳

パニック障害を含む心の病気は、風邪や病気のように、熱が出たり、血液検査である数値が高かったりなど、はっきり数値として判別できません。

ですので、性格のせいだとか、心が弱いからだとか、誤解されてしまうことが多々あります。

パニック発作は、脳の機能障害で起こることが最近の研究で分かってきています。

脳内で実際には、どのような現状が起こっているのでしょうか?

パニック発作は脳内の間違った情報伝達によって起こる?

扁桃体

リンク元:代替療法さんより

パニック発作がもたらす、不安や恐怖は、人間の本能で身を守るための機能です。

不安や恐怖を感じ、心拍数が高くなり、興奮するのは、脳の扁桃体(へんとうたい)と青斑核(せいはんかく)の働きによるものです。

扁桃体は、情動の中枢で、目や耳や鼻などから情報が、扁桃体へ届くと扁桃体がその情報が危険がどうか判断します。

危険な場合は、恐怖感や不安感を呼び起こし、青斑核へ危険だという情報を伝達します。

青斑核は、ノルアドレナリン(神経を興奮させる神経伝達物質)を脳内に放出して、筋肉に血液を送り込んで心拍数を高めたり、興奮させる役割があります。

パニック障害では、これらの一連の脳内の情報伝達が、誤って作動しています。

つまり、危険でもないの危険を伝えるノルアドレナリンが多く分泌されて脳内を刺激してしまいます。

この刺激により、恐怖感や不安感だけでなく、動悸、呼吸困難、しびれなどの自律神経症状を引き起こしてしまいます。

危険でもないのに、危険な情報が、

脳内の扁桃体から青斑核へと伝達し、青斑核がノルアドレナリンを脳内に分泌するという、誤った情報伝達ネットワークが原因でパニック発作が起こってしまいます。

やまばと
やまばと
蛇がいないのに、蛇に襲われるような感じなのかな?

脳内の間違った情報伝達は、ノルアドレナリンとセロトニンの関係が悪いから起こる。

アンバランス

このような、間違った脳内の情報伝達は、なんで起こるのでしょうか?

ノルアドレナリンは、不安感や恐怖感を呼び起こし興奮させる機能を持つ神経伝達物質です。

一方、不安を抑え、平常心を保つように働き、ノルアドレナリンをコントロールする神経伝達物質が「セロトニン」です。

脳内には、本来このように興奮と平常心のバランスを保つ機能が備わっています。

ですが、パニック障害では、脳内のセロトニンが不足していたり、セロトニンに感応する神経の働きが弱くなっているため、ノルアドレナリンが過剰になり扁桃体が過敏に働いてしまいます。

このようにパニック発作は、ノルアドレナリンとセロトニンのアンバランスな関係が主な原因となります。

かもしか
かもしか
セロトニンの働きで心が落ち着いていられるんだね。

パニック障害の主な原因 その1 ストレス

ストレス

このような、脳の機能障害が起こってしまうのは、ストレスが大きく関係しています。

ストレスはうつ病をはじめ多くの精神疾患の原因になることが知られています。

ストレスは脳にダメージを与えます。

パニック発作は、何の理由もなく突然起こりますが、発作の前に強いストレスを受けていたというケースが少なくありません。

男性であれば、仕事のストレス。

女性は、家庭・子育てのストレス

若者であれば、学校のストレスなどのケースが多いようです、

また、日本人の場合、人の目を気にして恥を重視する日本文化があり、周囲からの評価や耳ためを気にすることが大きなストレスになることが多いようです。

かもしか
かもしか
かもしかは、みんなの前でしゃべったりするの苦手・・・

パニック障害の主な原因 その2 体質

遺伝

パニック障害は、遺伝性の病気ではありませんが、不安を持ちやすい体質が遺伝していることが考えられます。

パニック障害の方の血縁者には、アルコール依存症、恐怖症、うつ病の方が多い傾向にあるようです。

アルコール依存症、恐怖症、うつ病も発症の根底には、不安があると言われています。

パニック障害は、このような体質だけでは発症しませんが、そこに環境的要因や社会的要因など後天的な要因が加わって発症することが考えられています。

解決法:セロトニンの働きを強めよう。

パニック障害は、体の異常ではなく、脳の機能障害によるものです。

脳の機能障害は、主にノルアドレナリンとセロトニンのアンバランスな関係が発作を引き起こしてしまいます。

不安を抑え、平常心を保つ役割を担うセロトニンの働きを強めることがパニック障害に有効です。

処方される薬は、セロトニンの働きを強めるSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)が有効です。

代表的な商品名は

種類 一般名 商品名 効果のある症状 副作用
SSRI(抗うつ剤) パロキセチン パキシル パニック発作、予期不安、広場恐怖症、うつ病 眠気、吐き気、不眠、自殺念虜など
セルトラリン ジェイゾロフト 吐き気、傾眠、口内乾燥、頭痛、下痢、めまい、不安など
フルボキサミン
ルボックス
デプロメール 下痢、吐き気 など
ルボックス 吐き気、眠気、口渇、便秘、倦怠感、めまい、食欲不振など
エスシタロプラム レクサプロ 嘔気・嘔吐、下痢など

など、ありますが副作用も気になるところです。

これらの薬の副作用はコチラ(全日本民主医療機関連合会のホームページ)で紹介されています。

薬の副作用が不安な方や、仕事や家庭で忙しくて、なかなか精神科にかかれないなどの方には、セロトニンの作用を強めるサプリメントから初めて見るのも良いかと思います。


まとめ

以上が、パニック障害の原因から、薬やサプリメントによる解決法でした。

  1. パニック障害は、体の異常ではなく、脳の機能障害
  2. 脳内では、ノルアドレナリンとセロトニンのアンバランスな関係によって不安感、恐怖感などを呼び起こし発作が起こってしまう。
  3. 根本的な解決法は、セロトニンの働きを強めること
  4. 直接セロトニンの働きを強めるには、薬とサプリメントによる。

パニック障害の症状改善には正しい知識が必要です。

かもしかのバイブルを紹介します。

患者のための最新医学 パニック障害 正しい知識とケア (患者のための最新医学シリーズ) 

著書:東邦大学医学部教授 坪井 康次

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。